きついズボンを履くと痩せるというダイエットの迷信がありますが、このダイエット方法で痩せることはできません。
むしろ体にはすごいデメリットがあるので小さすぎるズボンを履くことは避けるべきです。
この記事ではきついズボンを履くデメリットや、なぜ下半身だけ太るのかを説明して、その後、超簡単な下半身痩せの方法を紹介します。
きついズボンを履くと痩せるというのはデマ!
なぜきついズボンを履くと痩せるというデマが出回ったのか、その理由を3つ紹介します。
細身のズボンでモチベーションアップ
「昔はこのズボンするっと入ったのに…」「いつも履けてたズボンがキツくてやばい」なんて思ってダイエットを始める方も多いですよね。
確かに細身のズボンを履くことでダイエットへのモチベーションを保てることがあります。しかし、これはあくまで気持ちの問題です。
体に合わないきつすぎるズボンを履くことの体へのデメリットの方が大きいので、ズボンは適切なサイズのものを選びましょう。
体型の変化がわかりやすいから気をつける
細いズボンを履いていれば体型が変化するとすぐにわかります。だから自分の体型をきにするから太りにくいという方もいます。
しかし、これもまた気持ちの問題です。体への実際の効果ではありません。
お腹の締め付けがきつくて食欲が落ちる
きついズボンを履いていれば、内臓が圧迫されます。特に胃や腸が圧迫されるので普段よりも食事量が減る方もいます。
「食事量が減るならダイエットになる」と考えがちですが、これも間違った方法です!
胃や腸などの内臓に大きな負担がかかると便秘や下痢、胃液の逆流が起きる場合があります。特に便秘がダイエットの大敵です。
本来体外に排出するはずだった老廃物が体に溜まると、体に不要なものがまた血液に戻って全身を巡ります。
この状態の血液は脂肪に溜まりやすいので太りやすく、痩せにくい体質になってしまいます。
きついズボンを履く最大のデメリットとは?
他にもきついズボンを履き続けるデメリットがあります。最大のデメリットは血流やリンパの流れが滞ることです。
血流とリンパが滞ると下半身にむくみが発生する
血流やリンパが滞って「むくみ」が発生することが下半身太り(太って見える)の原因です。
むくみを改めて説明すると血液やリンパが停滞して、その部分が太ったような状態になることです。
それが下半身で慢性的になってしまうと下半身が常に太っているように見えます。
上半身はそんなに太ってないのに下半身だけがどうしても痩せないときにはこれが理由であることが多いです。
どうして下半身ばかりむくむのか?
下半身でむくみが慢性化しやすいのは、もともと下半身は血液やリンパが滞りやすいからです。
血液やリンパは栄養を体に回したり、逆に体から不要な老廃物を排出するために全身をめぐっています。
この流れの中で、下半身に行った血液やリンパは重力に逆らって心臓の方に戻ってくる必要があります。
でも、下半身から心臓に血液やリンパが戻るのはとても大変なんです。水を上から下に流すのは簡単ですが、下から上に持ち上げるのが大変なのと同じですね。
体の中でも同じことが起きているので、下半身には水分(血液やリンパ)が溜まりやすくなります。
血液とリンパを適切に流して下半身痩せ
下半身が太る(太って見える)原因は血液やリンパが滞ることによるむくみでした。
逆に考えれば下半身が痩せるには血液やリンパが適切に流れていればいいということです。
血液やリンパが余計な水分や脂肪を排出する
心臓から下半身へ、下半身から心臓へという適切な血液やリンパの流れによって余計な水分や脂肪が体外に排出されます。
余計な水分や脂肪がなければ、むくみづらく、太りにくい体質になります。
むくみが無くなり、脂肪を溜めにくい体質になれば下半身が太って見える状態から正常な状態に戻ります。
その結果として足痩せをしたように感じられます。
血流とリンパを改善する2つの簡単な方法
では、ここからは簡単な方法で血流やリンパの流れを正常にして下半身痩せを目指す方法を紹介します。
楽な運動で下半身の筋肉を活性化する
血液やリンパを心臓に押し戻す役割をするのが足の筋肉です。これが衰えていると血液やリンパが下半身から心臓に戻ってこられません。
運動を生活に取り入れることで下半身が本来の役割を果たすようになるので、むくみ解消効果を期待できます。
簡単な運動でもいいので、以下のようなものを参考にぜひ意識的に生活に運動を取り入れましょう。
時間がないときにデスクでできるむくみ解消のストレッチも厚生労働省のページで紹介されています。
こういったものもぜひ試してみてくださいね。
お手軽リンパマッサージも効果的
リンパのマッサージをすることで滞ったリンパを流す効果が期待できます。やり方はとても簡単です。
以下の動画がわかりやすかったのでこれを参考に、鼠径部、太もも、膝の裏、ふくらはぎ、アキレス腱、足の裏、指先まで丁寧にほぐしてください。
動画を見るのが面倒という方のために簡単な手順を動画の下に書いておきますね。
- 鼠径部(足の付根)をほぐします。ここが詰まっていると下半身から上半身へリンパが流れづらい状態なのでマッサージ効果が下がってしまいます。
- 太もも→膝裏→ふくらはぎ→アキレス腱など足首回り→足裏→指先の順番でマッサージをします。このとき老廃物を太ももに運んでくるイメージで、マッサージの方向は「下から上に流すように」してください。
「毎日の運動やマッサージは面倒」なあなたにおすすめは?
運動やマッサージが下半身痩せに効果がありそうとわかった。でも、どうしても毎日やるのはめんどくさい…というあなたは下半身痩せのサポートアイテムの活用も検討しましょう。
下半身痩せのサポートアイテムに手軽さや即効性を求めるなら着圧グッズがおすすめです。
下半身痩せのサポートとしてはいろいろなものがありますよね。
・着圧グッズ
・痩身エステ
・ダイエットサプリ
・ダイエットクリーム
・家庭用EMS器具(微弱な電流を流して筋肉を運動させるもの)
・ジムや家庭でのトレーニング
・家庭用トレーニング器具
この中でもエステは高額で気軽には通えないし、ジムや家庭でのトレーニングは超めんどくさい…
飲むだけのサプリや塗るだけのクリームも毎月購入していたらお金がかかるし、下半身に当てるだけのEMS器具も毎日やるのは結構手間ですよね。
さらに全部が即効性はないので、すぐにスタイルをよく見せたい!というときには使えません。
できるだけ簡単に、即効性もあって、なるべくお金がかからない方法がいい!というなら着圧グッズが一番です。
着圧グッズは「履くだけ」で下半身痩せをサポート!
ここで簡単におさらいするとむくみによる下半身太りを解消するためには血流やリンパの流れを改善することが大事でした。
そのために運動やマッサージをすることで血流やリンパが流れやすい体つくりを目指してきました。
でも、着圧ソックスなら履くだけで運動やマッサージなどの下半身痩せのサポートをしてくれます。
例えば運動が苦手でも着圧ソックスを履いて生活すれば筋肉の活動量を増やしてくれるサポート効果があります。
※ユニチカガーメンテック(株)調べ測定環境:25℃50%RH,踏み台昇降運動。被験者3名の未着用時、グラマラスパッツ着用時での平均値の比較。※数値の表れ方には個人差があります。※効果効能を保証するものではありません
さらに、血流やリンパの流れに関しては、段階的な圧力の差で履いているだけでリンパマッサージの効果と同じ作用を下半身に与えられます。
運動効果もマッサージ効果も感じたいけど自分でやるのはめんどくさいというあなたには着圧グッズがピッタリ!
履いた瞬間に細見え!速攻スタイルを良く見せられる
継続してようやく効果がでてくる方法と違って履いた瞬間に細見え効果を実感できるのも着圧グッズの良いところです。
着圧グッズなら履いた瞬間にこのくらい細見えするので、少しタイトなズボンや、脚見せコーデもしやすくなりますよね。
ズボラさんなら着圧グッズは「着圧タイツ」がおすすめ
下半身全体が気になるズボラさんはタイツの着圧グッズを選ぶと外れがありません。
太ももからふくらはぎ、足首までトータルケアできる着圧タイツなら部位ごとに履き分ける手間がかからないのが嬉しいポイント。
さらにタイツはつま先まで包んでくれるので冷えの対策になる(血行促進効果が期待できる)というメリットもあります。
寝るときに足先が冷えてしまって寒いというのも血行が悪い証拠です。
そんなときは着圧タイツを履いて寝ることで防寒しながら着圧効果を感じられます。
着圧力で選ぶなら「ベルミススリムタイツ」
ベルミスの特徴は今インスタで大人気商品ということと、その着圧力です。着圧力に関してはSNSでもかなり話題です。
ベルミスは本当に着圧がしっかりなので「つま先まで暖かくて、着圧力も欲しい!」ならとってもおすすめです。
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きついズボンを履いても痩せない!キーワードは血流とリンパ
きついズボンを履いていれば痩せるというのはデマで、以下のようなデメリットが多いのでやめておくほうがいいです。
下半身太りの大きな要因はむくみで、血流やリンパを適切に流してむくみを解消すれば下半身太りの解消が期待できます。
その方法には運動、マッサージがあります。しかし、継続的な努力が難しいならサポートグッズが強い味方です!
グッズの中でも即効性を期待するなら着圧系グッズがおすすめです。
履いた瞬間に細見えするので、モチベーションも保ちやすく、継続して痩せよう!という気持ちにしてくれますよ。
この記事を参考にぜひ適切な方法で下半身痩せを目指してくださいね。